明治よりこの地で酒を造り続ける蔵
創業明治5年の滋賀県湖南市に在る蔵元です。メインブランド「香の泉」で知られています。
巨匠、農口杜氏の心意気を受け継ぐ杜氏
このお酒を醸した西澤拓也杜氏は、現代の名工で知られる巨匠「農口尚彦氏」のもとで修業を積みました。
修業後数々の蔵元で新しい酒造りを経験しつつ、2022(R4)BYより故郷に近い竹内酒造での酒造りを開始。
巨匠の技術と心意気を受け継ぎつつ、「今酒に求められていると感じる多様な層の心を打つ酒をつくりたい。」と語る杜氏の肩には今後一層の期待が掛かっています。
月下の狼
ラベル上の<狼のいる光景>は、ここ石部にまだ残る自然への表敬とともにこのお酒の味わいでもあります。
「ノスタルジックで、ぴんと張り詰めた爽やかな月下にクールに佇む狼の怖いくらいの美しさ」そんな美しさを秘めたお酒です。
酒造りが根付く石部宿
滋賀県湖南市石部。
ここには江戸時代、東海道の京都から第一番目の宿場町がおかれました。
旅人達にも愛された酒は、比叡おろしと呼ばれる寒風や鈴鹿山山系の伏流水など酒造りに適した条件を兼ね備えたこの地で多く造られ、竹内酒造もその老舗酒蔵の一つ。
「兵庫県吉川特A地区産山田錦」がつくる酒
日本で一番有名な酒米は「山田錦」で、別名「酒米の王様」。
この米でつくられたお酒は様々な品評会で常に高い評価を受けています。
その「山田錦」は土壌(土地)と米に関する研究も進んでいて、評価の高い山田錦を生産する地区は特に「特A地区」を名乗れます。
「月下の狼」にはその「特A地区」のものだけを使用しています。